深夜2時。
明日も仕事なのに、全く眠れませんでした。
目を閉じても、
頭の中ではずっと返済日のカウントダウン。
「あと何年これ続くんだ…」
気づけば朝でした。

スマホで「借金 眠れない」と検索して、
気を紛らわせるようにYouTubeを流す。
でも、目を閉じた瞬間に返済額のことを考えてしまう。
心臓だけはずっと起きたままでした。
こんにちは、だいです。
今でも借金は350万円ほど残っています。
正直、不安になる夜もあります。
それでも、
以前のように毎晩眠れない状態ではなくなりました。
この記事では、私が実際にやって効果があった、
「借金の不安で眠れない状態」から抜け出す方法をまとめています。
借金があっても眠れるようになりたいという人は最後まで読んでください。
- 「借金 眠れない」で検索したことがある
- 寝ても2〜3時間で目が覚める
- 借金のことを考えると心臓がバクバクする
【結論】眠れないのは「恐怖」ではなく「お金のストレス」
漠然とした将来への恐怖や、メンタルの弱さのせいだと思って調べてみたら、
実はもっと直接的な「お金のストレス」が原因でした。
私が辿り着いたのは、トゥールーズ経済学院(TSE)の研究チームが発表した『Financial Concerns and Sleeplessness(金銭的懸念と不眠)』という論文です。
そこには、次のような科学的根拠が示されていました。
We find that the UCT program leads to a significant reduction in sleeplessness among household heads.
(現金給付によって、家計を支える責任がある人の不眠が有意に減少した)
面白いのは、単に「生活が豊かになったから」ではなく、
driven by a reduction in financial concerns(金銭的な不安が減ったこと)
だという点です。つまり、脳が感じている「お金の不安」そのものが、物理的に脳のスイッチをオンにし続け、睡眠を妨げていたことです。
この論文を読んだとき、私はハッとしました。
私には現在、約350万円の借金があります(ピーク時は470万円でした)。
眠れなくなったのは、私の心が弱いからではなく、脳がお金の不安によって「思考のバグ」を起こしていただけだったのです。
【第2章】なぜ私は「詰み」の状態まで追い込まれたのか?
そもそも、なぜ普通の会社員である私が470万円もの借金を抱えることになったのか。
振り返ってみると、そこには3つの「思考のバグ」がありました。
1. 週に2〜3回の「飲み会」
お酒を飲むこと自体が好きな方でした。
借金をしているにもかかわらず、不安を忘れたくて、飲み会や一人飲みに逃げることが増えていました。
- 「断れない」という病「付き合いが悪いと思われたくない」「ここで情報を得ないと置いていかれる」という不安から、誘われると参加してしまう。
- 惨めな裏側 1回5,000〜10,000の出費を払うために、昼ごはんを我慢したりの日々。友達からの旅行の誘いには「仕事が忙しい」と嘘をついて断るしかありませんでした。
2. 「なんとなく不安」を放置したツケ
月の支払額が手取りを上回る。
そんな異常事態に気づきながらも、お金の管理から目をそむけていました。
そうやって未知の不安を放置した結果、脳のキャパシティは常に「どうしよう」という不安が積み重なり、明日をどう乗り気切るかの感情が強く湧いていました。
3. 「自己投資」という名のギャンブル
「今の自分を変えなければ」という焦りは常にあり、それが極端な行動に走らせました。
数百万円する高額な情報商材を「一発逆転のチケット」だと思い込み購入したのです。
今の状況を変えたい」という焦りが強すぎて、冷静な判断ができなくなっていました。
それは資産になるどころか、ただの利息を生み出す負債へと変わっていきました。
【第3章】不安でいっぱいだった脳を、落ち着かせた3つの行動
布団に入っても、頭の中で27日の引き落とし額を何度も計算していました。「口座残高足りるか?」を確認するために、夜中に何回もスマホを開いていました。
私はこの状態から、頭の中の不安を少し落ち着かせるために、以下の3つのことを行いました。
- 「不安」をノートに書き出す
- 運動で体を動かす
- 同じように借金返済している人の発信を見る
1. 「不安」をノートに書き出す
人間の悩みは、頭の中に置いたままだと、どんどん大きく膨らんでいく性質があります。
すべてを紙に書き出す: 「来月の支払いが不安」「自分はダメな人間だ」といった不安や焦りなど1日の振り返りをすべてノートやスマホのメモに書き出しました。
- 書き出すだけで、不思議と「今すぐ解決しなくていいこと」がわかって心が軽くなります。
- 頭の中のモヤモヤが、少し整理される感覚がありました。
2. 運動で体を動かす
家でずっと考え込んでいると、不安ばかり大きくなってしまいました。脳はネガティブなことを無意識に考えてしまっています。
- 5〜10分だけ外を歩く:
特に効果があったのは、夜にコンビニへ行くついでに10分歩くことでした。
頭の中で同じ不安をループしている状態が、一度リセットされる感覚がありました。 - 午後をお金以外に時間を使う:
夜になるほど不安が大きくなることが多かったので、お金のことを考えるのは朝だけにしていました。
3. 同じように借金返済している人の発信を見る
私たちが一番怖いのは、「いくら借金があって、いつ終わるのかがハッキリしないこと」です。
- 孤独感の軽減できる: SNSやブログで、同じように借金返済を頑張っている人を見ることで、「苦しいのは自分だけじゃない」と思えるようになりました。
- 「毎月どのくらい返済しているのか」などを知ることで、自分なりの返済ペースも考えやすくなりました。
- 「自分だけが苦しいわけじゃない」と思えるだけでも、気持ちは少し軽くなりました。
【第4章】3つの行動で変わったこと
不安だった頃の私は、何かを変えないといけないと思い「これを買えば人生変わるかも」
と、高額な情報商材に何度も手を出しそうになっていました。
でも実際は、「不安を消したいだけ」だったんですよね。
少しずつ心が落ち着いてからは、「今の自分に本当に必要か?」 を考えられるようになりました。
- 仕事への集中力が少しずつ戻ってきた
仕事中でもずっとお金のことを考えていました。
「今月の支払いどうしよう」
「口座残高足りるかな」
そんな不安が頭の中を埋め尽くしていて、上司に話しかけられても内容が頭に入らない。ミスをして、さらに落ち込む。そんな悪循環でした。でも、少し眠れるようになってからは、お金のことを考え続ける時間が減り、目の前の仕事に集中できる時間が少しずつ増えていきました。その結果、「今できることを増やそう」と思える余裕も出てきたのです。
- お金以外のことを考える余裕ができた
お金のことだけで精一杯でした。
頭の中に余裕がなかったので、お金以外のことを考えることもほとんどできませんでした。
ですが、少しずつ眠れるようになってからは、「これからどう立て直していくか」を考えられる時間が増えていきました。「この支出は減らせるかもしれない」
「まずは固定費から見直してみよう」そんなふうに、以前よりも冷静に家計と向き合えるようになったのです。
- 外的なストレスに振り回されにくくなった
仕事で嫌なことがあった日や、急な出費があるだけで、一気に気持ちが崩れていました。
不安を紛らわせるために、高額な商材を買いそうになったり、気乗りしない飲み会にお金を使ったりすることもありました。
でも、少しずつ心に余裕ができてからは、「本当に今の自分に必要か?」を考えられるようになりました。
その結果、以前よりも無駄な出費を減らせるようになり、外的なストレスにも振り回されにくくなった感覚があります。
【まとめ】「完済」よりも先に必要だったのは「お金の不安」
私が借金生活の中で気づいたことがあります。
それは、「お金がないこと」そのものよりも、
「不安で脳が支配されてしまうこと」の方が、ずっと危険だったということです。
以前の私は、常にお金の不安を抱えていました。
「眠れない。」
「頭が回らない。」
何をしていても借金のことを考えてしまう。
その状態では、冷静な判断もできず、行動する気力すらなくなっていきました。
でも、少しずつ眠れるようになり、脳を休ませられるようになってから、少しずつ状況が変わり始めました。
仕事に集中できる時間が増えたり、家計を見直せるようになったり、「今できることをやってみよう」と思える余裕が戻ってきたのです。
借金は、すぐには消えません。
それでも、「不安で何もできない状態」から抜け出せるだけで、人は少しずつ前に進めるのだと感じました。
私の場合は、何もしない時間が長いほど不安が強くなりました。
だから副業やスキマバイトで、「少しでも前に進んでいる感覚」を作る方が精神的にはラクでした。
もちろん、人によって合う方法は違うと思います。
ですが、もし今あなたが、不安で眠れない毎日を過ごしているなら、まずは頭の中の不安を紙に書き出してみてください。
脳を休ませることも、借金を立て直すための大切な一歩です。
同じような状況で苦しんでいる方がいるなら、この記事の中のことを、まずは1つだけでも試してみてほしいと思います。
参考文献
Maulik Jagnani, et al. (2023) “Financial Concerns and Sleeplessness” [Link to PDF] https://www.tse-fr.eu/sites/default/files/TSE/documents/sem2023/bid/jagnani.pdf


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